六甲山頂と有馬温泉を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」を満喫
六甲山や摩耶山、有馬温泉のあるこのエリアは、関西屈指のレジャー・観光スポットです。
この一帯を楽しむのに、うってつけの交通手段がロープウェーです。
今回は、六甲山で遊んだ帰りに有馬温泉へと向かいます。
そこで便利なのが、六甲山頂と有馬温泉を約12分で結ぶ「六甲有馬ロープウェー」です。
季節によって、いろいろな景色を楽しめるのもロープウェーならでは!
六甲有馬ロープウェーからは、四季さまざまに表情を変える六甲山のダイナミックな自然を間近で見ることができます。
六甲山頂駅から乗る
六甲有馬ロープウェー「六甲山頂駅」から、「有馬温泉駅」へ下りていきます。
始発はどの季節も朝の9:30からですが、終発は季節によって変わります。
運行間隔は毎時10分、30分、50分と20分おきです。
夕方になると、混みだすので要注意です。
料金
六甲山頂駅~有馬温泉駅の料金です。
大 人 | 小 人 | |
片道 | 1,010円 | 510円 |
往復 | 1,820円 | 910円 |
往復だと少しお得です。
便利な有馬六甲周遊パスがおすすめ!
この「有馬・六甲周遊パス」があれば、チケットを買わずに乗ることができます。
これは2560円で購入しましたが、阪急電車全線と六甲山のバスなどが含まれているので、とってもお得です。
写真撮影ができるパネルもあります。
記念に1枚どうぞ。
六甲山頂駅の乗り場です。
こちらがロープウェイ。
小さな電車みたい。
これに乗り込んで、さぁ!出発だ~!
ロープをつたって下りていくんですが、
少々怖い…
▽これは、ロープウェイを動かす滑車です。
実は、ロープウェイのゴンドラ自体にモーターはついていないんですよ。
山頂駅のモーターが滑車を回転させて、ロープを引っ張り、ゴンドラを動かしています。
モーターや滑車が故障するとロープウェイも止まります。
ひぇぇ~
▼滑車を動かす機械室の様子もどうぞ
▽こちらはこのロープウェーを支えるワイヤロープです。
4種類のワイヤロープで支えらています。
写真の1番上の太いロープは支索(しさく)といって、鉄道で言えばレールの役目をするワイヤロープです。ゴンドラの車輪は、この上を走っていきます。
上から2番目の曵索(えいさく)といわれる細いワイヤロープは、運転室のモーターによって、ゴンドラを動かすです。ゴンドラに2本ずつ連結されています。
上から3番目の平衡索(へいこうさく)は、ゴンドラの走行を安定させワイヤロープです。こちらもゴンドラに2本ずつ連結されています。
一番下の緊張索(きんちょうさく)といわれるワイヤロープは、その先に70トンのおもりを取り付け、支索を引っ張り、支索がゆるまないようにしています。
ロープと滑車だけで人間を運ぶなんて、凄いし、怖いよぅ…。
怖いけど、ドキドキして楽しい♡
ロープウェーの東側には青空を背景に六甲山系の最高峰931mがそびえます。
また西側の谷間の遠方には瀬戸内海が!
なかなかお目にかかることができませんが、条件のいい時には、海に浮かぶ家島群島、その左に小豆島が見えるときもあるそうです。
むこうに何かがやってきました!
上りのロープウェイです。
自分もすでに乗っているのですが、客観的に見えるので、「ロープウェーって凄いよな」って改めて思ってしまいます。
はぁ~それにしても、景色がすごいなぁ…♡
▼ロープウェーの動画もどうぞ
春は新緑が眩しく、夏は避暑を求め、秋は全山の錦絵、そして冬は見事な樹氷。
季節によってもいろいろな表情を見ることができます。
次第に町が見えてきます。
有馬温泉街です。
釣り堀が見えます。
有馬ます池です。
乗車時間は、たったの12分でしたが、とっても楽しかった!
ロープウェー最高♡
有馬温泉駅に着きました。
▼有馬温泉街へ行ってみた