「あいつのラーメン かたぐるま」の旨いラーメン食べてみた
京都ラーメン部門では第1位の山城の名店!「俺のラーメン あっぱれ屋」。
そのあっぱれ屋で修業を積まれた店主様が2014年5月24日に京都市内に独立開業。その名も「あいつのラーメン かたぐるま」。
「肩車をして子供たちが大きくなるまで育てたい」との店主の思いが詰まった店名です。
全国のラーメンランキングでもいつも上位に出てくる『俺のラーメン あっぱれ屋』ですが、京都といっても、城陽付近の宇治田原にあり公共交通機関で訪問するにはけっこう大変な場所にあります。
それに比べると、こちらのお店はまだ行きやすい場所にあります。場所は、ちょうど五条と七条の間くらいのところにある御前花屋町の交差点北東。電車で行くなら最寄駅はJR丹波口駅になりますが、駅から徒歩で15分ほどかかる微妙な距離があります。
ここがお店です。
かたぐるまの店名が書かれたのれんがかけられています。
あいつのラーメンと上にも看板が。
小さな窓から中が見えます。
こちらはメニューです。ラーメンは、基本塩ラーメンのみの提供のようでおすすめのこくとんと、マニア仕様の濃い濁とんという2種類があります。
20食限定の「うるとらつけ麺」は残念ながら売り切れでした…。 外に待合席があります。
待っている間の注意書きが書かれています。
ここで大人しく待ちましょう。
順番に店内に案内されました
店内のほうへ次々案内されます。ここでも、少し待ちます。
カウンターの後ろの席が待合席です。 メニューを見せながら、オーダーをとってくれます。
*こくとん塩ラーメン (750円)
*こくとん塩チャーシューメン (1000円)
《マニア向け》
*濁とん塩ラーメン (800円)
*濁とん塩チャーシューメン (1050円)
※大盛1.5玉は無料です
*うるとらつけ麺(20食限定)(950円)
今回は 《おすすめ》メニューの「こくとん塩ラーメン」 (750円)大盛り1.5玉と 《マニア向け》の「濁とん塩チャーシューメン」 (1050円)を大盛り1.5玉をオーダーしました。
L字型カウンター席のみの店内。壁には子供が描いた絵も飾られており、どこかほっとします。
店内の柱に関西ラーメンダービー2016の準優勝を証明する丸いポスターが貼られています。
客層は、部活帰りの高校生から、20・30・40代くらい各カップルなど多彩です。 オープンキッチンを囲むエル字型カウンター席で、調理されていく過程を眼の前で楽しめます。
かざぐるまのスタッフさんの後ろにもロゴがしっかり入っています。
席に案内されると、お水をいただけます。
調理場が目の前で、清潔感があります。
寸同がコンロに置かれています。
謎の機械装置もあります。
こちらが麺です。
麺を湯搔くスペースです。
冷蔵庫から取り出したチャーシューの塊がどーんと置かれています。
調理は、基本、お店の大将一人でされているようです。ラーメンを待っている間に、厨房の大将の仕事ぶりを眺めているだけで面白いです。
ミキシング中。
ラーメン鉢を予め熱湯で温めていたり、ミキサーでスープをかき回したり、寿司屋さんでのカウンター席のようなライブ感が味わえます。
手さばきや所作の一つ一つが、芸術的♡
濁とん塩チャーシューメン: 1050円
濁とん塩チャーシューメンがきました。
ヴィジュアルが凄い!
迫力満点です。
分厚いチャーシューの存在感がすごい!
麺がほとんど見えていません!
赤の丼にレアチャーシューの花びらが満開に咲いています。美しい盛り付けが素敵です。レアチャーシューたっぷり、迫力ありますねー!
目でも、楽しませてくれます。
このようにローストビーフのようなレアチャーシューが花弁状に一面に並べられています。
泡立つスープは白濁。濁とん塩ラーメンのスープは、濃厚でまったりした濁とんこつなんですが意外や意外…。
クリーミーでポタージュのようにマイルド♡
それでいてしっかりとコクがあります。
この程よい、こってり感がいい!
そこに魚の粉の香りがふわっと香ります。
濁とん塩チャーシューメン、食べ終えました。
マニア向けと書かれていたので、どんなものかと身構えてしまいましたが、美味しかったです。
こくとん塩ラーメン: ¥750
こちらはこくとん塩ラーメンです。白の丼でやって来ました。
大盛1.5玉でも、無料だから、大盛にしました。
具は、チャーシュー2枚、煮抜き半玉、太めのメンマ、刻み青葱がのっています。
色が赤っぽくて、美味しそう!
レアチャーシュー最近流行ってますね。
イタリアンかフレンチのオードブルに出てきそうな、パストラミ風にブラックペッパーなどの香辛料が効いた、チャーシューです。
食べるとジューシーで肉の風味もあって肉質がしっかり味わえる感じで美味しい。
よくある、トロトロのチャーシューではなくて、弾力があってお中元やお歳暮でいただく高級ハムのような贅沢な味わいがします。
そのため、けっこうジューシーですが、けっこうな量を食べても気持ち悪くならないのが嬉しいです。
チャーシューの色が変わってきた!チャーシューが冷たいのですが、ラーメンに使っている間にあたたまってきて、色も赤みの色から白っぽいチャーシューの色へと徐々に変化していきます。
この変化も味を飽きさせないコツなんですね。 麺は平打ち肉厚の中太麺。
表面ツルツル・モチモチでパスタのような食感で、スープが良く絡みます。
塩ダレこくとんは、あっさりしていて食べやすいです。
けっこう食べ応えあります。
麺の触感はモチモチしていて、軽くウエーブがかっています。
刻み青ネギは、細ネギタイプ。
小さくて細いのに、香りがいいです。
極太メンマは、柱のように大きめにカットされていて、肉厚。歯ごたえがいいです。ほんのり味付けもされていてこれがまた美味しい。
煮玉子もほんのり味付けされていて、とろっとした半熟な状態です。黄身の色が最高です。
こしょうオイル
途中から卓上に置かれたこのこしょうオイルを入れてみましょう。
「入れすぎ危険」って書いてあります。
コショウのオイルで味がどう変わるんでしょうか。
こんな感じになっています。
入れすぎ危険と書かれているので、少しだけ入れてみましょう。
こしょうオイルがいい感じでぴりっとアクセントになります。引き締まった味に切り替わり、味の変化が楽しめます。
あぁ、美味し~!
こしょうオイル入れたせいか、どんどん美味しくなっていき、気がつけば完汁。
全部飲み干しちゃいました♡
食べている間、スープが熱々で冷めませんでした。
最後まで熱いスープ、お見事です。 そういえば、お店の方が熱々の機械から器を取り出してた気がします。
こういうところで、ひと手間かけているんですね。
こくとん塩ラーメンは、後味の塩がすっきりとしています。一つ一つがちょうどいい塩梅で仕上がっていて、それが見事にバランスよく構成されて完成度の高いラーメンです。人気店になるのも納得です。
駐車場
車で来た場合、駐車場があるので、そちらを利用することもできます。(満車の場合は少しはなれたコインパーキングを使うしかありませんが。)
店の前の交差点を渡って、西側に広い駐車場があります。ここに5台分のかたぐるまの客専用の駐車スペースがあります。
京都市内で、ちゃんと専用駐車場を確保していただいているのは、とてもありがたいことですね。
地面にかたぐるまと書かれています!
23・25・29・30・31の黄色い番号に停めることができます。
ここは31番。
こちらは30番。
少し離れて、23番と25番が記されています。
電車で来れるような場所ではないので、車で来れるのはいいですね。
感想
京都ラーメン部門では第1位の山城の名店!「俺のラーメン あっぱれ屋」で修業を積まれた店主が京都市内にあいつのラーメン かたぐるま」を独立開業。「スープは豚骨ベースの魚介塩味。
麺は平打ちの極太ストレート麺。具は肩ロース肉のチャーシュー、ネギ、メンマ、煮玉子を使用。
豚骨出汁に魚介出汁を合わせたスープに適度の油分をもたせ、胡椒風味をアクセントに、引き締った塩ダレでキレのある味わいで、豚骨の旨みとコクのある仕上がりになっていました。
麺は自家製麺でもっちりとした食感でスープとよく絡んで頂けます。大盛り1.5玉は無料となっていていて、とってもお得です。大ぶりのレアチャーシュー、肉の旨みがよく味わえとても美味しく頂けました。
ぜひ、一度京都の美味しいラーメンを食べてみてください。
店舗情報
あいつのラーメン かたぐるま
住所 | 京都府京都市下京区西七条西八反田町77 ガーディアンズ青山 1F |
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アクセス | JR山陰本線 丹波口駅徒歩12分 丹波口駅から607m |
連絡先 | TEL:非公開 |
営業時間 | 10:30~14:00 18:00~21:00 |
休日 | 日曜日 |
情報 | 公式サイト |