加太淡島温泉「ひいなの湯」で楽しめる温泉とランチ
大阪からわずか90分。
加太淡島温泉「ひいなの湯」では、日帰りプランで、ちょっとした旅気分を味わえます。
ふるさとに帰ってきたような田舎の漁師町のたたずまいを五感のすべてで感じれる場所です。
「ひいなの湯」は、淡島神社のすぐ近くにあります。
▽こちらが「ひいなの湯」
外のテラスがバリ島のようなリゾート風のソファが置かれているのですぐにわかります。
日帰り温泉
「ひいなの湯」で過ごす、ゆったり日帰り小旅行。
温泉と料理を気軽に楽しめる日帰りのプランがあります。
日帰りプランはいろいろあるので、公式サイトでチェックしてみてくださいね。
温泉に入るだけというのもあります。
友ヶ島汽船で、船待ちの時間が随分ある場合や、友ヶ島の散策の帰りに、こちらでお風呂だけ入るのもいいですね。
ランチやってます みたいに旅館の外に看板を置いています。
ランチだけでも楽しめます。
このランチに、入浴をセットにすることができます。予約は不要で、部屋の用意はありません。
今回ご紹介するのは、このランチと温泉のプランです。
では、館内に入ってみましょう。
▽こちらは、ロビーです。
すっきりしています。
スリッパはなく、素足で入れます。くつろげるのがいいですね。
床の畳はよく見ると、リフォームのテレビ番組などで登場する防水加工の畳です。まめに掃除しているのがうかがえます。
基本は、和のテイストです。
立派な雛人形がおかれています。
この旅館の名前は、ひいなの湯ですからね。ひな人形からきているんですね。
お茶屋のような休憩所
女性に嬉しい色浴衣の無料貸し出しサービスも行っています。
なにげないところで、ほっこり癒されます。
たとえばこれ。
あちこちにさりげなくひな人形が置かれてい。
テーブルの足元に、布で包み込まれていて畳が傷まないようにしています。
24時間利用頂ける宿泊者専用のフリーラウンジもあります。
こちらもすっきりとしていて、きれい。
木でできたテーブルやソファが素敵ですね。
ドリンクサービスもあり、好きな飲物が飲めるので、ここでゆっくりするのもいいですね。
温泉のある階へいきます。
照明もおしゃれ。
窓からは海が見えます。
ひいなの温泉
ロッカーとカゴがあります。
大浴場です。
とろみのある天然温泉で美肌効果が期待できそう。
炭酸水素塩泉のとろみある湯は、美肌効果があるといわれています。
外に出ると、露店舟風呂があります!
潮風を浴びながら船の形をあしらった露天風呂で寛げば、まるで大海原に漕ぎ出すような気分に。
こちらからは、海が見えます。
海を眺めながら美肌の湯でゆったりできるなんて至福の時間♡
海風に包まれながら開放感を味わえるの最高です。
穏やかな紀淡海峡と沖の「友ヶ島」が織り成す海景色を眺めながらの湯浴みは、まさに極上の癒しともいえるかも。
特に夕暮れ時、海が夕陽色に染まる景色は絶景です。
「夕陽の宿100選」にも選ばれています。
美しい夕刻。耳にかすかに届く波の音、頬をなでる海風、悠々と空を飛ぶ鳥たち、紀淡海峡を行き交う大小の船、ここには、癒しが転がっています。
洗面所も清潔です。
こちらでは、手足を伸ばしてゆったりとくつろげる、広くゆったりとした貸切風呂は寝風呂があります。
お風呂上りは、休憩室で休憩できます。
ここも景色がいい。
お風呂上りには女将特製の黒蜜がかかった冷たいところてんのサービスも。
こんなおいしいところてん、初めて♡
女将さんの真心を感じます。
お水も飲めます。
紙コップに布をかけているところも、さりげなくおもてなしを感じます。
ここからベランダに出ると、マリン風になっています。
リゾート地らしいこういう椅子も置かれていて可愛いです。
生け簀 和食ダイニング「旬魚旬菜 あくら」でランチ
旅館内にあるレストランで、ランチを食べます。
いくつかメニューはありますが、すでに売り切れているものも。
1番人気の「あくら御膳」をいただきます。
▽お店はこちら
生け簀があります。
生け簀には、活魚がいっぱい♡
この生け簀で泳ぐ新鮮な旬の魚をいただくこともできます。
オープンキッチンで調理していて、出来立ての料理を楽しめます。
テーブルとテーブルの間が暖簾で仕切られています。
薄い暖簾で仕切られてるので、圧迫感もなくゆる~い感じが、くつろぎモードにしてくれますね。
落ち着いた個室や、宴会用スペースもあるようなので、人数に合わせて、使い分けることもできますね。
加太の港街を眺むロケーションの中、ゆっくりと加太(かだ)・淡島(あわしま)のグルメを堪能しましょう。
はい、こちらが「あくら御膳」です。
お椀のフタをとってみました♡
わぁ~♡やっぱり御膳って見てるだけでしあわせ~♡
これに、さざえとはまぐり(浜焼)が1つずつつきます。
さざえがムチムチっと歯ごたえがあって美味しい♡
▽天麩羅です。
サクサクっとしていて美味しい。油が回りすぎた感じが全然なく、素材の味がしっかりします。
▽お刺身です。
加太(かだ)は、小さな漁業の町です。
ここではメバル・アジ・カレイ・オコゼ・タコ、豊富な種類が水揚げされますが、とりわけ「真鯛」は明石、鳴門とならぶ全国でも屈指の好漁場でもあります。
友ヶ島近辺の紀淡海峡は潮の流れが速く、身の引き締まったとても美味しい鯛が釣れるのが特徴なんですって。
また、海水が美しいから、魚は良質のエサを食べていて、すべて一本釣り漁法で釣り上げるので傷がなく、関西圏の高級料亭などで「トップブランド」として珍重され続けています。
▽漁師汁です。
漁師汁って名前だけで、美味しそうに感じてしまいますが、実際にいただくと本当に美味しい。
▽小鉢はお魚の煮つけでした。
▽ご飯とお漬物もついています。デザートには、オレンジがついています。
▽茶碗蒸しです。
この茶碗蒸しがまた、美味しいのなんのって。
なんか普通のお店の茶碗蒸しと全然違います。
▽この方は、こちらのひいなの湯の料理長、赤間博斗(あかまひろと)さんという方ですが、
▽実はこの方、JAL国内線 ファーストクラスの機内食の夕食を監修された方です。
お店の外には、赤間博斗さんのいろいろなものが展示されています。
目にも舌にも美味しいお料理は一種の芸術作品です。
料理長自らが厳選したその日水揚げされたばかりの海の幸をオープンキッチンで調理していただき、出来立ての料理ををお召し上がり頂けます。
ここにランチをしにくるだけで加太に来る価値があります。
加太に行かれるときは、こちらのお料理、ぜひ召し上がってみて下さいね。
あぁ~美味しかった♡
お土産コーナー
ひいなの湯の館内には、お土産コーナーもあります。
和歌山は、醤油発祥の地。いろいろな醤油が置かれています。
はちみつ仕立て「極」という梅干し
そして、アイスクリームがいっぱい。
グリーンソフトを食べてみた
これはなんだ!
冷蔵庫には、ご当地アイスが入っています
鳥がいっぱいだ!
アヒルかひよこかわからないけど、よちよち系の鳥のマークが入っています。
これは、食べてみたい!
1個300円。
袋を開けると、紙で包まれているぞ!りんごか!
紙袋をとると、さらに驚く。
なんだ、これは!?
フタがコーンになってる!
コーンのフタをとると、抹茶アイスがでてきました。
普通の抹茶アイスなどに比べると薄い黄緑色。
食べてみると、さっぱりした甘さで全然くどくない。
国産茶葉を100%使用した抹茶入りのご当地ソフトクリームです。
石臼で丁寧にひいた抹茶を本来の色なんだとか。
めざましテレビのココ調コーナーでも放送され、グルメ1 位を獲得したそうです。
秘密のケンミンSHOW でも放送されて注文殺到しているんだとか!
これが、和歌山ケンミンの味か~。うらやましい限りだぜ~♡
あっさりしているので、風呂上りや、食事の後にもどうぞ。
感想
ひいなの湯、お風呂とランチには、御膳をいただきましたが、どれもよかったです。
館内が清潔で、ところどころにおもてなしの心を感じます。
湯上りに食べたところてんの味と、あくら御膳の茶碗蒸しの味には感動しました。
和歌山のご当地ソフト、グリーンソフトも美味しかったです。
海を眺めながらの湯浴み、旬を味わい、加太の町をぶらりと散策。釣りに行くのもよし。
ゆったりあたま空っぽ、なーんにもしない贅沢もありますね。決して贅を尽くした高級旅館だけが贅沢じゃない、そう思わせてくれた旅館でした。
日帰りプランなどもあり、泊らなくても楽しめるというのが、魅力的でした。
友ヶ島などの観光をされる方など、ゆっくりとしたペースで過ごしたい方にぴったりの宿ですね。