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大阪・梅田の行列のできるたこ焼屋
大阪のソウルフードである、たこ焼き。そのたこ焼きを立ち食いできるお店があります。JR大阪駅の新梅田食堂街にあるたこ焼き屋さん「はなだこ」です。
カウンターで立ち食いでたこ焼きを食べるなんて大阪ならではですね。
熱々のたこ焼がその場で食べられ、雰囲気がとてもいい。
屋台感覚で手軽に大阪らしさや懐かしさを感じることが出きます。
オヤジ達の聖地、新梅田食堂街
新梅田食堂街といえば、お好み焼きの「きじ本店」などなどの有名店・人気店が入っている食堂街です。
JR大阪駅阪急方面の高架下にある食堂街なんですが、グランフロント大阪、ルクア1100、阪急百貨店など駅前再開発で更にオシャレ度が増したキタにあって、古き良き大阪の佇まいを残すオヤジ達のいわば聖地ともいえる食堂街です。
有名店が書かれています。 新梅田食堂街のマップが掲載されている案内看板です。
この新梅田食道街は昭和25年に誕生した飲食店街で、レトロ感があり、雰囲気のいいお店が何十と密集して並んでいます。
はなだこのメニュー
はなだこのメニューです。待っているうちに注文するたこ焼きをどれにするか考えましょう。
たこやきのメニューです。
ネギマヨはさきほどのたこ焼きの値段に100円アップです。
ネギマヨはなだこでは人気No.1です。
たこせんもありますが、たこせんは食べるのに時間がかかるのでお店の立ち食いコーナーでは食べれません。ドリンクつきのセットメニューなどもあります。
この日は特別御奉仕でたこ焼き10コ入りが通常700円のところを650円(税込)とお得な価格になっていました。
たこ焼きの味はソースが基本ですが、しょうゆ味、しお味もあり、さらに塩ダレ味もあります。 やっと順番がきました。
列は意外と早く進み、並んでから30分くらいで購入できました。早ければ15分くらいで購入出来ます。 注文をします。
たこ焼きを立ち食いする
会計を済ませると、たこ焼きができるのを待ちます。
たこ焼きを熱々のうちにその場で食べたい方は、立ち食いコーナーを利用しましょう。
お店の前の通路に5メートルくらい焼いている鉄板ごしに狭いカウンターのようなものがあり、そこにたこ焼きを買った人が、立ってホクホクたこ焼きを食べています。
立ち食いしたい方は整理券番号を渡されるので、順番を待ちます。カウンターで食べている人の後ろに立ち食い待ちの列ができているので、おとなしく並びましょう。
次から次へと入れ替わる人々。じきに番号を呼ばれカウンターへ。
店の左側にウォーターサーバがあり、お水を無料でいただけます。
はなだこのたこやき作り
焼き方を見学します。
生地を鉄板に流し込んでいます。
大降りのタコを丁寧にいれています。もちろん生のタコです。
タコを入れたところに天かすを入れます。
天かすもたっぷりです。
そのあと、ネギ 紅生姜をまぶします。
生地が焼けるのを待ちます。
ある程度焼けたら、丸くまるめていきます。 割り箸で返しています。
できあがり! 次から次と作って、まさに職人技!
立ち食いスタイル
しばらくすると、たこ焼きの焼き上がり順に、席があいたら番号を呼ばれます。 自分の番号が呼ばれると、たこ焼きを受け取ります。 ここに荷物を置けます。
店の敷地のほとんどが調理場です。 調理場と通路の間に、たこ焼の船を置くといっぱいになるわずかな幅のカウンターがあって、そこで食べることができます。
イートインスペースという言葉より、立ち食いといったほうがしっくりくる雰囲気。
椅子は用意されておらず、焼き台を挟んだ奥行き15㎝ほどのカウンターで完全な立ち食いスタイルで食べます。最大で15人程度が使えます。
行列ができているので、あまり長居はできません。 さっと食べて、店を出るのが粋なんですね。
さぁ!熱々のうちに食べよう!
木舟のお皿に入ったたこ焼きを受け取り、通路を背にしたカウンターで頂きます。 最近発砲スチロールのお皿に入れているお店が多いので、舟皿に入れてくれるなんて、ちょっと雰囲気あっていいですね。
席で立っていると、何やら目に入ってきました。
一口注意!!って…
仕切りには「ヤケド注意」「一口注意」という注意書きがテプラで貼られています。
「一口注意」っていうのは、一口で食べられるけれど、そんな事すればヤケドしまっせ、ということです。
わざわざ、テプラで貼っているところが、おもしろいですね。
その理由も実際にたこ焼きを食べたらわかります。
たこ焼き
たこ焼きは、割りと大きめでソースとマヨネーズ かつお節がかけられています。
ここのたこ焼きには青のりがかかってないんです。めずらしいですよね。 爪楊枝じゃなくて、割り箸で食べるのもおもしろい。
ここのお店では、焼くのも、食べるのも割り箸のようです。
たこ焼きはかなり大ぶりです。爪楊枝だと、落っこちてしまうからでしょうか。
熱々のうちに食べてみましょう。 ハフハフ~ 熱~い!
こってりソースに香ばしいかつお節。
子供の頃に食べたソースと、鰹節のシンプルなたこ焼きが、どこか懐かしさを感じさせ、子供のころの思い出を思い出させてくれます。
ソースは甘辛く、後味はスパイシーさが余韻に残ります。大阪のたこ焼きのスタンダードな味ですね。
たこ焼きの生地は焼きすぎず、表面はふわふわのタイプで、外側はわずかにカリカリしています。
中はトロトロと、とろけるほどではなく、モチっとしているような、ドロリと流れ出るようなクリーミーな仕上がりです。
タコは生を使用しているので、鮮度がいいです。タコの大きさはしっかり味わえるよう大きめ。弾力が残っていてコリコリしていて、歯ごたえ抜群! 噛むとジューシーでタコの味が口に広がります。美味いです。
ネギマヨ
はなだこは、通常の「たこ焼き」も美味しいのですが、それにネギを乗せた「ねぎマヨ」が評判のお店です。
たこ焼き+100円なんですが、このネギの量を見れば、なるほど100円の価値アリ、というのがおわかりいただけるかと思います。
ネギが皿からこぼれる程どっさり入っていて、モリッとしています。 溢れんばかりのネギ~!
てんこ盛りっていうのは、こういうことを言うんでしょうね。
たっぷり過ぎるネギの下にたこ焼きが隠れています。ネギの量がすごい。ネギたっぷりでほとんど下のたこ焼きが見えない状態。
彦丸風に言うと、 まさに、ネギのジャングルのや~! でしょうか。
これだけネギがあれば、うまいに決まっています。その上からマヨネーズが満遍なくかけられています。
レジで注文するときに、店員さんに「マヨネーズは入れて良いですか?」と聞かれるので、マヨネーズが嫌いじゃない人は、迷わず元気いっぱい「はい!」と言いましょう。
一口食べるとネギと、ドロッとしたたこ焼きと、マヨネーズとたこ焼きのソースとのバランスもお見事!酒の肴にもなります。 こういうネギ盛りってネギの味が辛くて強すぎてもともとの味を消してしまうんじゃないかって思いますが、実際に食べてみると、全然ネギ臭くなく、辛さもないので、さっぱりしています。
ネギはカット幅も薄く少しパサパサとした感じもあり、食感はシャキシャキというよりは、ボサボサッとした食感にはなっているんですが、それがかえってネギの香味みたいなものを強く前面に押し出すことはないので、バランスがいいんです。
このたっぷりネギが、甘辛いソースをさっぱりさせてくれます。 見た目のインパクトもあるけど、食べてみても「当店人気No.1!!」となる理由も分かりますね。
間違いなくネギが余ってしまいます。余ったネギはさきほどのたこ焼きと一緒に食べます。
感想
カウンターで立ち食いでたこ焼きを食べるなんて大阪ならではですね。「ザ・大阪」の雰囲気が味わえるので観光で来られた方にはオススメしたい場所です。
梅田でも屈指の人気店だけあってかなりの盛況ぶりです。行列を待っている間もひっきりなしにお客さんが押し寄せて来て、小さな立ち食いコーナーは常にいっぱいでした。
大阪たこ焼きのスタンダードな味を、直球で投げてきます。 しっかり受け止めてください。 「やっぱり大阪は、たこ焼だよね!」と思わせる美味しいたこ焼きです。
お店の人気No.1のねぎマヨは、大半の方が注文していました。見た目のインパクトもあり、ソースとねぎとマヨネーズの絶妙なバランス。
1個が大きくて、女性だと、6個でもけっこうお腹いっぱいになると思います。
粉もん浪花食い倒れの旅を楽しんでください。
はなだこの場所
はなだこの場所は、わかりにくいかもしれません。大阪駅(梅田駅)から新梅田食堂街を見つけたら、現在地を確認してださいね。 1Fはけっこうお店が入っています。
食道街の一番端にあります。
阪急百貨店の前を通ってきた場合、あるいはヨドバシカメラから横断歩道を渡りガード下を歩いて来た場合は、マクドナルドが目印です。 ここはもう昭和の時代にタイムスリップしたような異空間です。
この道を入っていきます。
すると、十字路に出てきます。そこにたこ焼き屋がありますが、
このたこやき屋では、ありません。
ここの角をさらに右に曲がり、さらに路地へ入ると、お好み焼きやタコ焼きのお店がいっぱいあります。
実はこの横丁にはたこ焼きやは数件あります。
▽ここがはなだこです。この看板が目印。
写真が切れてしまっていますが、ここには、「はっと気が付くなつかしい味 だいすきだったこどものころ はなだこ」とシャレたメッセージが書かれています。
けっこう並んでいるので、高架下の道に並びます。 朝の開店時などは比較的に空いていますが、夜になると大行列になってたりします。
ここですね。
JR大阪駅・各線梅田駅のそばにある、JR線の高架下。
大阪駅御堂筋南口の前の交差点を渡ったところにあります。
JRや大阪メトロ御堂筋線から来られた方は、先ほどの横町の中に入らなくても、ここから来てもいいってことですね。
高架下沿いにもいろいろなお店があります。
このお店も目印の1つです。
待っている間は、空を眺めてぼーっとすることもできます。 たこやきなので、けっこうな行列ができていても、20分~30分くらいで順番がきます。
ぜひ、はなだこのたこ焼きを食べてみてください。
店舗情報
はなだこ
住所 | 大阪府大阪市北区角田町9-16 大阪新梅田食道街 1F |
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アクセス | JR大阪駅より徒歩3分 新梅田食堂街内 梅田駅(大阪市営)から28m |
連絡先 | TEL:06-6361-7518 |
営業時間 | 10:00~23:00 |
休日 | 無休 |
情報 | 公式サイト |