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大阪で楽しめるドイツクリスマスマーケット
日本では、クリスマスのイベントといえば、クリスマスツリーやイルミネーションを見に出かけることが定番ですが、ドイツでは、11月末の週末からクリスマス前までの4週間、2,500ものクリスマスマーケットが各都市で開催されています。
ドイツのクリスマスマーケットは、日本人のドイツ旅行のツアーなどでも盛り込まれるほどの人気ぶり。
できれば、実際にドイツに行って、現地のクリスマスマーケットを楽しむというのが一番いいのですが、日本でもヨーロッパのクリスマスマーケットの雰囲気を楽しめる「ドイツ・クリスマスマーケット」が各地で開催されています。
そして、大阪でも、毎年「ドイツ・クリスマスマーケット」が開催されています。
大阪にいながらドイツのクリスマスマーケットを体験できる「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」の様子をご紹介します。
ドイツ・クリスマスマーケット大阪へ行ってみた!
では、さっそく「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」に行ってみましょう!
新梅田シティのスカイビルの下で開催。
新梅田シティといえば、1993年、大阪駅北側の4.2haという広大な敷地に、最高級シティホテル「ウェスティンホテル大阪」と連結超高層ビルがもたらす、多彩な都市機能を生み出した、比較的新しい街です。
大阪の空にぽっかり浮かぶ、「空中庭園」は、今やすっかり大阪・梅田のランドマークとなりました。
この新名所の誕生が、周辺地域の開発が活性化する起爆剤となり、今ではうめきた第二期の開発が進む大阪は、活気で溢れています。
そんな空中庭園の真下にそびえる、高さ27mのクリスマスツリー。けっこう巨大です。
クリスマスツリーのデザインは、毎年違います。
▽こちらは2016年のクリスマスツリーです。デザインの違いを楽しんでくださいね。
毎日、17:00~22:30の間、イルミネーションが点灯がします。
いよいよ、辺りが暗くなり始めたら、ツリーの前に集まりましょう。17:00にツリーの前にいれば、点灯する瞬間が見れるので、その瞬間を大切な人と一緒に味わうというのも素敵です。
シャンパンゴールドを基調とした煌びやかなイルミネーションがついた瞬間から、一気に会場全体が華やかになります。
このツリーには、中を通り抜けられるトンネルがあってツリー内部の姿が楽しめます。
外側から見上げるツリーとはまたひと味違った楽しみ方があるのも、ここのクリスマスツリーの特徴です。
全体的には、割とこじんまりとしていますが、ドイツのクリスマスマーケットの魅力がぎゅぅぅっと詰まっていて、おもしろい。
メリーゴーランドを通り過ぎると、大きなスノーマンがドーンと現れます。
何をするというわけでもないけど、ここにいるだけで、楽しい♡
会場内のデコレーションも毎年微妙に違います。((2016年は、ゴールドの天の川のイルミネーションでした)
さらに、奥に進んで行くと、クリスマスマーケット会場の中央に巨大なクリスマスツリーが登場します!
きらびやかで華やかな電飾で彩られたツリーは圧倒的な存在感で、光り輝く美しい演出を醸し 出しながら会場全体を賑わいのある華やかな空間へと盛り上げるまさにシンボル的存在です。
あちこちにサンタクロースの人形が飾られていて、クリスマス気分が高まります。
▽こちらはクリスマス・イブの馬小屋でのキリスト誕生の瞬間の人形がライトアップされて展示されている様子です。
今にも目の前で人形劇が始まりそう!
キリスト教は日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、このシーンはクリスマスには、とても大事な場面です。
会場にはドイツらしい香り豊かな焼きソーセージや、パン、温かいグリューワインなどの 飲食物の他に、ドイツの可愛い工芸品などを販売するヒュッテ(小屋)が25棟軒を連ねます。
インスタ映えの写真も期待できそうです!
本場ドイツのマーケットが丸ごとやってきた!本場の雰囲気を再現♡
この「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」が、本場のドイツのクリスマスマーケットの雰囲気を再現している秘密が2つあります。
秘密1 木製の小屋「ヒュッテ」
本場のドイツのクリスマスマーケットの雰囲気が出ている秘密は、この「ヒュッテ」にあります。
ヒュッテに装飾されるイルミネーションやガーランドなどは細部にわたって全てドイツ人のディレクターによってドイツ風に監修され ています。
装飾以外にも、ヒュッテ内の什器類も全てドイツ製が使われているというほどのこだわり。
実際によく見てみてください。
コンパクトにまとめられた器具類などから、ドイツならではの合理的な国民性が垣間見れます。
このヒュッテにはドイツ人が自ら店に立ち、コミュニケーション豊かに接客しているので、もうまさに雰囲気が本場そのもの。
大阪・梅田にいるということを一瞬忘れそうになります。
この会場に設置される「ヒュッテ」といわれる木製の小屋は、ドイツ各地のクリスマスマーケットで使用されるものと同じものをドイツから輸送しています。
木でできた家のようなつくりになっていて、窓もついています。窓から赤いチェックのカーテンなどがかけられていて、雰囲気が素敵です。
ヒュッテからもれるオレンジの光が、外気の寒さと相反して、温かみを感じます。
この窓から、お店の人が料理を作っている様子が見られたりしておもしろい。
まるで、ドイツにいるような錯覚がします。
ヒュッテはもとより、ヒュッテに装飾されるイルミネーションやガーランドなど細部にわたって全てドイツ人のディレクターによってドイツ風に監修されています。
ヒュッテ内の什器類も全てドイツ製が使われているというほどのこだわりよう。
会場内の照明も、街灯のデザインだったりと、いちいち素敵です。
徹底的にドイツのクリスマスマーケットが再現されていて、「お見事!」としか言いようがない。
このように、「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」では、ドイツのクリスマスマーケットとま同じ様式で開催されるので、現地の雰囲気が本格的に楽しめます。
秘密2 木製メリーゴーランド!
そして、会場に入ると一番最初に目に付くのが、この木製メリーゴーランドです。
ドイツ・クリスマスマーケット大阪の会場にひときわ華やかさと楽しさを演出してくれます。
ドイツでは子どもたちだけでな く大人たちも、家族揃ってメリーゴーランドに乗ります。
夜になると、これまた、幻想的な雰囲気を作り出します。
実は、この木製メリーゴーランドは、約120年の歴史があるんだとか。
手作りで一世紀を超える歴史のあるアンティーク・メリーゴーランドはめずらしく、貴重なもの。
現在、木製のアンティークのものはヨーロッパにたったの4台しかなく、これはそのうちの1台です。しかも、このメリーゴーランドはその4台ある中でも、2番目に古いものです。
アンティーク・メリーゴーランドは、ほとんどのものは博物館に展示されているのに、2番目に古いものが、ここ日本にあって、その上、動いていることもすごい。
いつまで使えるかわからないから、今のうち乗っておいたほうがよさそう。
ぜひ、乗ってみてください。
本場ドイツのマーケットの雰囲気を楽しめる
会場では、ドイツらしい食べ物や飲み物、工芸品などが楽しめます。
香り豊かな焼きソーセージや、温かいグリューワインなどの飲食物、ドイツの可愛い工芸品などを販売するヒュッテが25棟軒を連ねています。
ドイツ料理を食べる!
「ドイツ・クリスマスマーケット」に来たら、やっぱり食べたいのがドイツ料理。
ブルゴーニュ風のハムサンドやドイツの家庭料理ピザなど、屋外での軽食にぴったりのメニューが目白押しです。
ドイツの伝統菓子などのお店も並び、あれこれ目移りしてしまうほど。
ドイツグルメNo.1の人気を誇るのが、焼きソーセージ(Bratwurst)。
こんな大きなグリルで焼かれていて、しかもその数がすごい!
こんな数を一気に焼いている様子を見れる機会はそうそうないですよね。
ハーブ入りの白と燻製の赤のソーセージがあって、どちらも美味しそう!
おなじみの燻製(赤)とハーブ入り(白)の2種類が楽しめます。
ブレーツェル(Brezel)も販売されています。日本人には、「プレッツェル」といったほうが馴染みがあるかもしれない。
吊るされて販売されているところが、いかにもドイツという感じ。独特の雰囲気を醸し出しています。
プレッツェルはドイツの食文化を象徴する食べものの1つです。
もともとはキリスト教徒が断食の時期に、これを用意して食べた事が始まりとされています。(諸説あり)
それだからか、シンプルで素朴な味です。なのに、美味しい。ぎっしり詰まったパンの生地に、塩がピリッと効いている。
この感じ、けっこう好きかも。
「ブレーツェル」はこんなユニークな形をしていますが、これは、祈る時に腕を胸の前で交差させて、反対側の肩を触る祈りのポーズを模っているとも言われています。
そして次に、パンはパンでもこちらはピザです。
ピザはイタリアというイメージが強いですが、ドイツでも家庭料理としてピザが作られます。
ちょっと違うのが、イタリアのように丸い生地ではなく、四角い鉄板の型に入れられて焼かれていうところです。
▽こちらは「ブルゴーニュ風サンド」のヒュッテです。(2016年)
この「ブルゴーニュ風サンド」は薄くスライスされたポークハムがたっぷり入ったバーガーです。
バンズがまん丸のかわいいサンド。
注文するとその場でハムをスライスして、ローストした玉ねぎなどと一緒に挟んでくれます。
酸味の効いた粒マスタードもたっぷり入っています。
▽こちらのヒュッテでは、サワークラフト入りのオリジナルスープとジャーマンポテトが各600円で販売されています。(2016年)
寒い中で、温かいスープが飲めるのは嬉しいですよね♡
他にも、お菓子があります。
ドイツ菓子と言えば、すっかりお馴染みのバウムクーヘンですが、それ以外にも、シュトーレン・ムッセン(揚げパン)や、焼きアーモンドレープクーヘンなどの伝統菓子も味わえます。
会場入り口すぐには、ポップコーンやわたがしが販売されています。
わたがしやポップコーンは日本のお祭りでも売られていますが、包装が少し違う。

これがドイツ式か。
▽こちらは、ドイツのバニラワッフルスティックのお店です。
お店の前を通ると、焼きたていいにおいがします。
このお店は、いつも行列でいっぱい。
通常のワッフルとは違って、棒にささっている縦長のスティック状になったワッフルというのがめずらしくて、おもしろい。
味は3種類あります。
・粉砂糖(400円)
・チョコ(500円)
・ハニー(500円)
ぜひ、お試しください♡
これが、シュトーレン。最近、日本でも人気上昇中です。
いろんな有名店 (例えばピエール・エルメとかホテルとか) が、クリスマスの定番に売り出しています。
シュトーレンは、バニラやカルダモン、レモン皮やレーズンなど、ドライフルーツとスパイスが入ったドイツの伝統的なブリオッシュパンです。
ドイツでは、このシュトーレンをクリスマスの時期に薄くスライスしてホットワインと一緒に食べる習慣があります。
ドイツ菓子と言えば、定番のバウムクーヘン。クリスマス仕様なのか、ピンクでコーティングされたバウムクーヘンなんかもあります。
バウムクーヘンは大きいサイズで1500円、ハーフサイズは700円。
ドイツのお菓子を販売しているお店もありました。
お菓子のプレッツェル。
一口サイズで可愛い。しょっぱくてやや硬めで味は素朴なお菓子。成城石井にも売っている。
これのチョコがけバージョンも美味しい。
ドイツ創業4代にわたり守られてきた伝統のオレンジケーキも販売されています。
このケーキはあまり日本では、馴染みがありませんが、実は、ドイツでケーキ輸出量No.1で世界80ヵ国以上に輸出されているケーキです。
おとぎの国のような木組みの家が残る、ゾエストの町の小さなベーカリーだった創業家トロッケル家の伝統の第一級品の品質を、今でも維持していて、着色料や合成保存料を一切使用しないことにこだわって作られています。
▽ドイツのくるみとひまわりの種です。(2016年撮影)
▽くるみは100gで900円
(200gで1700円と100円お得になります。)
ひまわりの種は100gで600円
(200gで1100円になり、100円お得になります。)
▽こちらはドイツのヘーゼルナッツ
くるみは100gで800円
200gで1500円と100円お得になります。
ほかにもアーモンド、カシューナッツ、ミーナッツ、Mixがあります。
買ったものは、会場のあちこちにスタンディングテーブルが並べられているので、その場で食べたり飲んだりすることができます。
木製のテーブルは雰囲気が素敵。寒い外でもどこかぬくもりを感じます。
数が限られていますが、座れるテーブルもあります。
暗くなるにつれ、人が増えるのでなかなかテーブルを確保するのが難しくなりますが、基本は、食べ歩きしながら楽しめるようにはなっています。
ドイツの飲み物を楽しむ!
ドイツクリスマスマーケットに来たらぜひ、飲んでみてほしいのが、グリューワイン(Glühwein)です。
グリューワインとは、ホットワインのこと。
ワインに、シナモン・クローブ・こしょうなどの香辛料と砂糖を加えて温めた飲み物です。
ワインが飲めない人にはノンアルコールのグリューワインもあるので安心です。
赤と白の2種類のホットワインが毎年オリジナルのカップ入りで楽しめます。
冬空の下、外にいて、しかも夕方だと、さすがに寒い。
本場のドイツのクリスマスも、とても寒いんですよね。そんな中でもマーケットを楽しめるようにと、約80度に温められたホットワインを販売しています。
温めたワインにシナモンやジンジャーなどのスパイスが入っているので体を芯から温めてくれます。これを飲めば、一気に体が温まります。
ワインが飲めない人にはノンアルコールのグリューワインもあるので安心です。
子どもたちやアルコールが苦手な方でも楽しめる、ノンアルコールのキンダーワイン(Kinderglühwein)も用意されています。
毎年異なるオリジナルデザインのマグカップで販売され、このマグカップをコレクションすることもドイツ・クリスマスマーケット大阪の楽しみの1つとなっています。
▽こちらは2016年のデザインです。
一見、シンプルなデザインに見えますが、カップの中は赤色!とってもかわいいんですよ。
ぜひ、会場でご確認ください。
本場ドイツでは、カップを返却すると返金されるというシステムになっていますが、ここでは少し違います。
通常、カップ付きで900円で販売されていますが、このカップがあれば、カップ分の300円引きの600円でワインが飲めます。
最初の1杯目は、900円ですが、おかわりは600円で飲めて、期間中(今年中)、またこのカップを持参すると、その都度600円で飲めるというわけ。
コーヒーと紅茶だと、カップ付きで600円、おかわりは300円です。
紅茶は、カモミール、ミックスフルーツ、ペパーミント、ジンジャーレモンの4種類から選べます。
カップはワインや紅茶、コーヒーと共通なので、ワインを飲んだ後でも、ワインの汚れを洗うなり拭き取るなどすれば、紅茶やコーヒーも300円でこのカップで飲めるということです。
日本のお祭りでは、ほとんど見られない、面白い仕組みです。
この樽からホットワインが出てくるから不思議。
カップの外には、Deutscher Weihnachtsmarket Osaka (ドイツ語でドイツ クリスマスマーケット 大阪)と書かれていて、カップの中には、ドイツの国旗が描かれています。
HAMBURG(ハンブルク)の文字と街並みがプリントされています。
このカップだけでも、思い出の品になりそうですね。
本場ドイツのクリスマスマーケットでは、お店や町によってカップの柄が違います。
ドイツでは、大都市だけでも2,500ものクリスマスマーケットがありますが、カップに「町の名前+○○年」が入っているものも多いので、良い記念になります。
これを集めるコレクターがいてもおかしくない。
家で楽しみたい方は、グリューワインボトルも販売されているので、家で試してみるのもいいかも。
グリューワインも赤と白があり、700mlで1300円。
このホットワインのお店とは別に、ワイン専門店もあります。
アイスワインや甘口・辛口など約50種類のバラエティ豊かなボトルワインが揃っています。
すべてがドイツ直輸入のもの。
なかでもおすすめなのが、希少な高級甘口ワイン「アイスワイン」です。
試飲もできるので、気になるワインがあれば、試しながらお気に入りのワインを見つけましょう。
ワインもいいけど、やっぱりビールが好きという方は、こちら。
ビールはドイツグルメとの相性抜群で、ドイツを代表する人気メーカーのビールが楽しめます。
いろいろなブースで、ビールが頼めるのでおつまみと一緒にどうぞ♡
ドイツ人の人にビールをついでもらえなんて、本場な雰囲気を味わえるますね。
きれいなお姉さんについでもらうのもよし。
寒さも忘れて盛り上がれそう。
他にもあの「ダルマイヤー」の紅茶もここで買うことができます。
紅茶だけでなく、コーヒーのセットもありますよ。
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ドイツのお土産を買う
会場内には、食べ物や飲み物以外に、様々な雑貨が販売されています。見ているだけで、わくわくしてしまいます。
ドイツの人形や置物、ブローチなどが展示されています。
また、ドイツやヨーロッパの人びとはクリスマスシーズンになると、その年のツリーに飾るオーナメントを求めてマーケットを訪れます。
そのため、数多くのヒュッテで賑わうマーケットには、日本では珍しい多種多彩なオーナメントが並んでいて、贈り物にも人気の定番アイテムたちにも出会えます。
なかでも人気なのは、スパイスが香るドライフラワーで作られた小物たち。
ほのかな香りと共に、ツリーをかわいく装飾するドイツ定番のオーナメントです。
これもなかなか日本で見かけない。
他にも置物などの飾りが買えます。
サンタクロースのデザインがドイツの本格的なものばかり。
サンタクロースが並べられていますが、(▽2016年撮影)
昔おばあちゃんの家にあった七福神の置物にも見えてきます。
マトリョーシカにような人形やブローチが展示されています。
ん?マトリョーシカ…?マトリョーシカってロシアじゃないの?って普通に思いますよね?
ドイツとロシアは地理的に近いですからね。文化的にかぶるものがあってもおかしくはないですね。
マトリョーシカのマグネットなどもあります。
クリスマスデザインのアイシングがかわいい、伝統菓子「レープクーヘン」もおすすめです。
Happy Birthdayなどのメッセージがアイシングで書かれているので、クリスマスだけではなく、この時期のお誕生日の方にもプレゼントできます。
サンタクロースのブックマークも素敵。
80円くらいで買えるものもあるので、ちょっとしたお土産にもいい。
外国製のポストカードもある。
クリスマスカードがたくさんあったので、お気に入りを探してみては?
可愛いサンタさんの黒板つきの壁掛けです。
子どもたちのプレゼントにぴったりのぬいぐるみなどもあると聞いていましたが、まさかこの動物のぬいぐるみのことではないだろうな。と思ってしまったほどの独特のぬいぐるみ。
(▽2016年撮影)
日本人受けしなさそうな動物のぬいぐるみ。
一体、なんの動物なんでしょうか?
▽こちらはダチョウや白い生き物のぬいぐるみのようですが、びっくりするのはディスプレイ方法。
この吊るしてディスプレイする方法、ドイツ式なのでしょうか。
ディスプレイの仕方が独特すぎ… 思わず笑ってしまいます。
ところどころで、異文化を感じれるのが、おもしろいです。
ヒュッテには、他にも、木工芸品・銀製品・ガラス製品など、厳選されたドイツの伝統工芸品も並びます。
素敵なキャンドルホルダーもありました。
光を当てると、絵がぽっかり浮かび上がり、幻想的な光を放ちます。
やさしい光が部屋を包み込んでくれそう。
会場にはないが、ドイツのヴァルトファブリック社(Waldfabrik) のクリスマス木製キャンドルホルダーも素敵です。
キャンドルに火を灯すと、小窓のシルエットがゆらゆら揺れて、それを眺めているだけで、とても暖かい気持ちになります。
そのままインテリアとして置いておくだけでも素敵。とっても癒されます。
▽キャンドルを取り扱っているお店もあります。(2016年撮影)
さまざまな色のグラデーションがかったキャンドルがきれいですね。
こういう木でできたおもちゃはぬくもりを感じさせてくれますね。
色使いも明るくて子供たちの遊び心をくすぐりそう。
▽一式集めたくなるコーラス隊などの人形シリーズなども。
置かれているものは、どれも貴重な品々です。
特に人気なのが、エルツ地方伝統の木工芸品。おもちゃがたくさん。
まるで、絵本の中にいるような気分になります。
くるみ割り人形や煙出し人形など、古くから伝わる工芸品は1つ1つ職人の手仕事によって作られています。
そのため、同じものは2つとありません。
▽こちらでは、アロマポットやキャンドルポットが販売されています。
陶器製のキャンドルハウスも人気です。買っているのかは別として、いつも人だかりができています。
おうち型キャンドルアロマポットは見ているだけで心が躍ります。
お気に入りの家を見つけてみましょう。
▽こちらはアロマポットです。
▽屋根の煙突部分から、アロマの匂いと煙が出てくるようになっています。
とっても可愛い♡
▼こちらはキャンドルポットです。
▽下の部分にキャンドルを入れて使います。
いろんな家があるので、自分の好きな家を選んでくださいね。
Ⅴ
▽小さい家は4,500円です。
▽こちらは5,000円。
▽24,000円や14,000円の家もあります。このくらいになると、けっこう豪邸になります。
色鮮やかな食器も販売されています。
可愛いお皿がいっぱい♡
マヌファクトウラ社などの、卓越した職人の手で作られたぬくもりのある陶器を取りそろえた専門店です。
どの料理でも、ぬくもりを感じさせてくれそうなお皿です。
このふくろうの目が眠そうでかわいい。
▽こちらは、なんと、輪投げ!
ペンギンが水面に浮かんでいるので、そこをめがけて輪っかを投げます。こういうところも、日本とは全く違いますね。
アトラクション・パフォーマンス
この「ドイツ・クリスマスマーケット大阪 2018」では、期間中、さまざまなアトラクションが開催されています。
毎週末には、クリスマスソングの合唱、ミュージシャンのライブ、大道芸人のパフォーマンスなどが行われます。
点灯式の時は、ショーが開催されていました。
また、フォトスポットで記念写真撮影もできます♡
(2016年のフォトスポットの様子)
会場にはフォトスポットもあるので、こちらで記念写真を撮ってみてくださいね。
「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」では、イベント期間中の毎週末、「ニコラウス」が会場に登場します。
金・土・日・祝は19:00〜21:00のどこかで聖ニコラウスが登場し、子供たちを喜ばせてくれます。登場時間はナイショということなのので、出会えたらラッキー!と思って探してみてくださいね。
「ニコラウスって誰?」と思われた方もいるかもしれませんが、ドイツではクリスマスの主役は、サンタクロースではなく「ニコラウス」なんです。
ドイツの多くの 地域では12月6日(火)にニコラウスが一年間良いことをした子どもだけにプレゼントをし て、そうでなかった子どもにはお仕置きをします。この日はニコラウスタークと呼ばれています。
長いひげを生やし てビショップ(司教)の帽子をかぶり、長いマントと杖を持った「ニコラウス」が、会場内を歩くだけで も子どもたちは大喜びします。「ニコラウス」とふれあうことで、ドイツのクリスマスがより一層身近なものに なるでしょう。
※ニコラウスの登場する時間はシークレットです。また雨天の場合など登場しない場合もあります。(金・土・日・祝の19:00~21:00 登場 雨天お休み)
ヒュッテだけではなく、スカイビル内にも、滝見小路など飲食フロアがあるので、デートでしっかり食事もできます。
スカイビルの下で、ドイツのクリスマスマーケットの雰囲気も楽しめるなんて幸せ♡
期間中、1度とは言わず、何度か足を運んでみてほしい。
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イベント概要
開催期間 | 2018年11月16日(金)~12月25日(火) |
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営業時間 | 月~木:12:00~21:00 金:12:00~22:00 土、日、祝:11:00~22:00 |
会場 | 新梅田シティ・ワンダースクエア (梅田スカイビル1F広場) 地図は →こちら |
情報 | 公式サイト |
会場のマップ
感想
大阪で、本場ドイツの雰囲気さながらのクリスマスを楽しめる「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」。
10万個を超えるイルミネーションが煌く世界最大級のクリスマスツリーが華やかに彩り、会場に並ぶ木製のヒュッテ(小屋)では、名物ホットワイン、焼きたてソーセージ、クリスマスオーナメントや民芸品のプレゼントの販売されていて、華やかでほっこりした雰囲気の中で、クリスマス気分を味わることができました。
会場にいるだけで、心がわくわくしてしまいます。
お友達同士、家族連れの姿も多く、子供たちも日本の夏のお祭りの出店とはひと味違うドイツのヒュッテを見て、とっても楽しそうでした。
会場のあちこちで食べるスペースが設けられています。立って食べる用のテーブルと、座って食べられる場所があります。
フォークや紙ナプキンなどがついてないことがあるので、使い捨てのプラスチックのフォークなどを持っていくといいかもしれません。濡れティッシュなどもあると便利ですね。
17:00のツリーライトアップ後は、徐々に混雑してくるので、席はけっこう満席だったりします。ゆっくり座って食べたい方は、夕方早めの時間がおすすめですよ。
これからの季節どんどん寒くなってきます。ついでにカイロやマフラーを使って暖かい服装でお出かけください。
全国のクリスマスマーケット
大阪だけでなく、全国でもあちこちの都市で「ドイツクリスマスマーケット」が開催されています。機会があれば本場ドイツのクリスマスの雰囲気を楽しんでくださいね。
【関東】日比谷公園、六本木ヒルズ、東京スカイツリー、横浜赤レンガ倉庫
【中部】名古屋・久屋大通公園
【関西】大阪・梅田スカイビル
【九州】博多駅前広場、福岡市役所前広場
「ドイツクリスマスマーケット大阪」へ、ぜひ行ってみてください。